F.project(エフ・プロジェクト)

#12グレートーンの落ち着いた空間
住み心地にデザイン性を加えた
景色を愉しむアーバンスタイル

  • 実施リノベーション
  • 所在地福岡県福岡市西区
  • 種別マンション
  • 間取り2LDK

天神と姪浜の間に位置する好立地、リバーサイドに建つ福岡県福岡市西区にあるマンションのフルリノベーション。築年数も比較的長く、和室のある昔ながらの一室を、眺望をたのしむアーバンスタイルの部屋にリノベーション。グレーで統一された落ち着いた空間は、夜は間接照明でバーのような雰囲気に。ワクワクする暮らし方が見える、マンションリノベーションのポイントやこだわりについてお伺いいたしました。

Y.KANBARA

プランナー

福岡県福岡生まれ、建築系の学校やデザイン会社を経て福屋工務店へ入社する。
20代はイギリス・ロンドンで約1年半ほど暮らした経験があり、自分自身のこれまでの経験や見てきた景色、体験を通した多様な提案を得意としている。 一過性のデザインではなく、時代に合わせた暮らし方と、使い勝手の良さを常に意識しお客様にご提案することを心掛けている。

プランナー

PLANNER

プランナーが
事例を紹介

Case study #12福岡県福岡市西区 リノベーション

現代の暮らしに合わせて
都会的なデザインへリフォーム
帰りたくなるわが家には
癒しの空間と眺望がある。

街の景色を楽しみ、くつろぎ、癒される
アーバンスタイルのマンションへ

リビング眺望

福岡市西区のマンションのリノベーションコンセプトなど設計・施工の方向性からお伺いさせていただけますでしょうか

この物件のコンセプトはアーバンスタイルですね。 家づくりのコンセプトでアーバンスタイルっていうのは比較的取り入れられる方も多いと思うんですが、都会的で洗練された空間づくりの事を指しています。

アーバンスタイル

アーバンスタイルというコンセプトはどのようにして決まっていったのでしょうか。

今回リノベーションしたマンションの建っている場所がリバーサイドなんですが、ベランダからの景色がとても良かったんです。 川沿いなので前に高い建物が立つこともないですし、景色が開けていて街と川と人のコントラストが良かったんですね。 だから、この家に帰ってきたとき窓の外に見える景色を通して、街との一体感というかそういうものを感じながらくつろげる家にしようという流れだったと記憶しています。

天神や博多からのアクセスが良い人気の住宅地

交通の利便性はとても良い立地にあるマンションですね。

そうですね、天神と姪浜の間に駅がある立地でアクセスはすごくいい場所ですね。 室見駅は姪浜駅のひと駅となりで、天神や博多にも地下鉄空港線1本で行ける場所にある人気のエリアだと思います。 その室見駅から徒歩3分なのでとてもいい立地だと思います。

お住まいになる方のイメージはファミリーでしょうか?

このあたりは住宅街になっていて、スーパーとか買い物環境も充実していて、マンションも比較的多く建っています。 ファミリー層も多くお住まいの地域になっていますので、ご夫婦やファミリーの方がお住まいになることも想定して設計させていただきました。

昔ながらの間取り・和室のあるマンションを
現代の生活に合わせるようリノベーション

和室がある昔ながらの間取りをリノベーション

リノベーション前の物件についてお伺い出来ますでしょうか。

このマンションはけっこう築年数も経っている物件で、間取りも和室があったり、キッチンも独立したスペースに配膳用の小窓がついただけの閉鎖的な空間になっていたり、いわゆる少し前によくあった昔ながらのマンションの間取りでした。 物件を見たときに、現代の暮らし方に合わせるためにフルリノベーションが必要だなと思いました。

具体的にどのようなリノベーションをおこなったのでしょうか。

間取りは大きく変えずに収納を追加したり、床のフロア張替や水回りの交換などを行っています。 大きく変えたところで言うと、まず和室は洋室にしました。
その洋室も壁で区切るのではなく大きな扉の建具で仕切ることで、扉を閉じると個室として利用でき、扉を開けておくとリビングとひと続きの広い空間になるようにしています。
キッチンも壁をなくしてオープンにして収納スペースも設けました。 あと、中古マンションだとエアコンが各部屋に設置できない場合もあるのですが、今回は先行配管を行うことで各部屋にエアコンを設置可能にしています。

玄関や水回りは暮らしやすさ・機能性を重視

まずは玄関スペースについてお伺いできますでしょうか。

玄関はまずスペースを広げましたね。
昔ながらのマンションによくある、すこし狭めの玄関に小さな靴箱のついたつくりだったんですが、玄関スペースを広げて収納も大きくしました。
収納スペースは靴だけじゃなくてベビーカーやスーツケースも入るくらいの容量があります。今リフォームやリノベーションで玄関を広げたいというご要望はとても多いと思います。

玄関

玄関

トイレはテイストの違った壁紙になっていますね。

そうですね。遊び心といいますか、お客様が飽きないような空間を目指しました。アーバンスタイルということで、リゾートホテルにあるような壁紙を選びました。 実はトイレも半畳程スペースを広げているんです。あとは手洗い場も設置しました。 個人的にはトイレをしっかりと考えておく必要があると思っています。利用時間も積み重ねると多くなる場所なので、使い勝手もしっかり考慮しています。

トイレ

お風呂や脱衣所はどのようにリフォームしたのでしょうか。

脱衣所と浴室は間取り変更はせずに位置も広さも同じですね。設備だけ変えましたが、洗面化粧台も一般的なものを選びました。 この辺りは生活をするうえでとても重要になってきますので、デザインではなく機能重視・使い勝手重視でいつも選んでいます。

グレートーンでまとめられた室内
都心のホテルをイメージした上質な空間づくり

リビング・ダイニング・キッチンはグレートーンでまとめられた落ち着ける空間へ

グレーでまとめられたリビングとダイニング、リノベーションのポイントをお聞かせいただけますでしょうか。

コンセプトであるアーバンスタイルに合わせて、リビングやダイニングは全体的にグレーのトーンでまとめ、上質な空間になるようにデザインしました。 壁などはグレーでまとめつつ、フローリングはウッディーなダーク系の色を選択してメリハリを利かせています。都心のスタイリッシュなホテルの一室のような雰囲気を目指しました。 天井のグレーの梁は隣の洋室のエアコン用の配管が通っているんですが、あえて見せて躯体っぽくなるようにデザインしました。

リビングの照明はスポットライトとダウンライトだけなんですね。

そうですね。ダイニングは食事をしたりするので大き目の照明を設置していますが、リビングの光量は抑えめにして、住む方のお好みで調光できるようにしています。 あまり照明を入れすぎず淡い光にすることで、落ち着いたくつろげる空間にしたかったですね。 明るさはリビングとダイニングの一面が窓になっているのでお昼は十分明るいと思います。

リビングとダイニングは機能性とデザイン性を両立

リビングはエコカラットの壁が印象的ですね。

エコカラット自体は湿度をコントロールしてくれる機能性に優れた商品で、皆様にも人気なのでよく使いますね。 今回は貼り方にこだわっています。目地の位置が互い違いになるように貼っています。あと、普通の壁には床との境目に巾木(はばき)と呼ばれる板を貼るんですが、エコカラットの壁だけ巾木は無しにしています。 自然な感じがでるよう床との境目いっぱいにまで設置しました。

リビングとダイニングにそれぞれ収納があるんですね。

そうですね、収納はなるべく多い方がうれしいと言われることが多いので、収納スペースもしっかりと設けるようにしています。

リビング収納はスペースがあったので作りました。ダイニングにある収納は、写真では分かりにくいかもしれないんですが、扉が下までいかずに空いているんです。 これはロボット掃除機の充電器が置けるように開口をもうけています。

リビング・ダイニング・キッチン
どこからでも窓の眺望をたのしめる設計

夜にはバーのような雰囲気になるデザインされたキッチン

キッチンは大きく変更したとお話にありましたがリノベーションのポイントをまずはお聞かせください。

キッチンは壁があって閉鎖的だったので、その壁を無くしてオープンにしました。 キッチンの正面に窓がくるように配置して、キッチンからリビングやダイニングはもちろんですが外の眺望が見えるように意図して作りました。 キッチンのタイプはペニンシュラキッチンにして、側面はグレーで統一感を出しています。リビング側に椅子を置いていただくとバーっぽくなるようにしています。

キッチンの天井はおしゃれな間接照明が設置されているんですね。

キッチンの天井はあえて下におろして、そこに間接照明を入れています。 色は黒に近いグレーを入れていて、夜に部屋の明かりを消して間接照明だけをつけていただくと、バーみたいになるように設計しました。 窓の外に広がる夜景を見ながら、間接照明をつけてバーカウンターのような雰囲気を自宅で楽しんでいただければ良いなと思って作りました。

キッチンの背面壁はレンガ調になっているのですね。

ここはあえてデザインのある壁にしています。 キッチンは何かと物が多くなってしまうので収納方法がポイントになると思っています。 この家に住む方が魅せる収納をされるかもしれませんし、雰囲気のあるカップボードや食器棚など家具にこだわられるかもしれません。そのときに、レンガ調の壁がマッチしてくると思うので、収納家具選びも楽しんでいただけるかなと思っています。 お住まいになる方がキッチンの収納のイメージを膨らませて楽しんでもらえるように、あえて印象に残るデザインの壁にしています。

奥にはパントリーもあって使いやすそうですね。

パントリーは人気も高くて、スペースがあれば欲しいという方が多くいらっしゃいますね。今回はスペースが取れたので設置しています。 ただ、通常のパントリーと違って、使い勝手や動線を考慮して扉は無しにしています。

アイアン風の扉が印象的な洋室は
扉を開けると広いワンフロア空間にかわる

リビング洋室

収納リビングに広がりをつくるアイアン風の扉で仕切られた洋室

大きな扉で仕切られた洋室は扉を開けるとリビングとひと続きになるんですね。

リビングと洋室はどうしても分けたかったんですが、リビングも広くしたいと思って考えた結果、このような形になりましたね。 リビングと洋室を仕切る引き戸は、部屋の雰囲気やコンセプトのアーバンスタイルに合わせて、アイアン風のすりガラス入りのものを選択しました。 開放感はあるけどしっかりとプライバシーを守るためにもガラスは透明では無く、すりガラスにしています。 これで来客があっても部屋の中を見られることは無くなりますし、普段開けておけばリビングが広く開放的になると思います。

洋室

洋室にはそれぞれクローゼットがついているんですね。

そうですね。洋室は各部屋にクローゼットを設けています。 少し前にお話したように収納は部屋選びのポイントになってきますので、クローゼットは大きく取るようにしています。 収納の扉は壁と同じ色を採用して目立たないようにしています。どうしても大きな建具は面としての存在感が強くなってしまうので、壁と同化して存在感を和らげるようにしています。 雰囲気が柔らかくなるよう、若干木目が入っているものを選んでいたと思います。

洋室

洋室

マンションをリノベーションする時のポイントは何でしょうか?

マンションは築年数が古ければ古いほど、水回りや配管に注意する必要があると思います。 あとはエアコンが各部屋につけられない場合もあるので、そのあたりは事前に確認しておく必要がありますね。 例えば築30年以上のマンションだとフルリノベーションになることが多いので、せっかくなら住み心地にこだわって使いやすいようにすることが大切だと思います。

ありがとうございます。最後にこの物件の反響はいかがでしたでしょうか。

有り難いことにとても良い反響をいただくことが多いですね。 アーバンスタイル自体、好みはありますが最近提案としては多いように感じています。

家づくりもこだわる
福岡県福岡市西区のマンション
リノベーション

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